2011年2月28日月曜日

2011.2.27 ダマスカス公認記録会



久しぶりに試合がありました。

観客席


試合の風景


レース後に反省会 

このプール、開発途上国ではないなぁ…


  試合運営・タイムの測り方・その他もろもろ・・・やっぱりなじまないな…

そういえば、シリアの試合に関して記述した記憶がないので、そこを今日は重点的に。日本と比較して述べた方が面白そうですね。

★エントリー締め切り
日本:約1カ月前     シリア:前日

★プログラム
日本:詳細な個人名が載った、立派なもの
一地方大会でも、プログラムは立派。
未公認の阪神高校対抗戦でも、立派

シリア:まったくない。
次に何の種目が行われるかも、分からない。コースも、レース当日、レース直前に、係員によって振り分け。エントリータイムに沿っているわけでもない。一応、速い(速そうな)子は、真ん中に来るようだ。


★計時
日本:基本的に、公認大会は全自動。たまに、半自動(スタートは自動。ゴールが手動)
シリア:全手動。ちなみにスタートは笛


例えば、50m自由形で3人くらいほぼ同時でゴールに入ったとするでしょ?そうすると、計時係と審判がみんな集まって、協議が始まるわけです。


水泳連盟の偉い役員がしてる、着順審判が
1位3コース「ムハンマド」  
2位5コース「ハイサム」  
3位4コース「マフムード」

と判断したとして・・・、必ずしも、タイムが一致するわけではありません。手動だから。計時係のタイムは

1位4コース「マフムード」33秒57  
2位3コース「ムハンマド」   33秒67
3位5コース「ハイサム」 33秒90


さて、審議では「ムハンマドが1番に見えたけど、タイムは2番だぞ?じゃあ、1番のタイムと入れ替えるか。じゃあ3位のマフムードは33秒90か??いや、そんなに遅い訳ないよな・・・。じゃあ、もう少し速いタイムにしようか?33秒70くらい?そうしよう、そうしよう」


一度その現場を見てから、二度とその場に立ち会わないようにしました。知らない方が、幸せなこともあるような気がしたので・・・かなり前の話ですけどね。


  ま、そんな審議がほぼ毎回繰り広げられるのですから、時間もかかるわけです。日本は運営は円滑だったなぁ…

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日本とシリアの比較を楽しんだところで、肝心のわがチームの結果はというと、ほぼ期待通りの好記録。成長期まっただ中の生徒たちですからね。当たり前っちゃ、当たり前。

なんか最近そんなんも、少し刺激が薄れてきた…。もう1チームくらい、指導したいなぁ…と最近思います。もっと年齢の高いところね。


一度言ってみようかなぁ…

ではまた。

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