2012年2月29日水曜日

2012.2.29 最終勤務日

本日は、最終勤務日でした。

この子達は実際に教えていた生徒たち。もっといますけどね。この日はあまり来てなかった・・・。
更衣室の雰囲気
コーチ陣。色々ありましたが、本当に感謝しています。
この子達は間接的に教えていた(コーチに指導しつつ教えていた)生徒たち。
技術指導・助言だけしてた生徒たち。


 同じく。



そして最後はこんな風な手荒い儀式を受け・・・
video
こんな顔になりました・・・

そんな最終勤務日でした。

----------------------------------------

  直接、指導していない生徒たちには、この日のことを事前に言っていましたが、直接指導していた初心者たちには、言っていませんでした。で、伝えたら、彼らは異常に寂しがり、うれしいやら複雑やら。

その保護者たちからも「なんで言わなかったの!!!???」と叱られ、急遽、送別会を開いてもらうことに・・・。

自分の中では、そこまで寂しがってもらえるとは思ってもおらず、急に別れが寂しくなってきたのでありました。

本音を言うとね、シリアと比べて、やっぱり思い入れも少なかった(もちろん、一生懸命してきましたが)ので、まさか、こんなことになろうとは・・・、といった感じです。うれしい限りです。

---------------------------------------
自分自身が、本当に、大げさではなく、人生の大部分の、時間と情熱をかけてきた「水泳」。

それを通じて、こんな風に、国境を越えて交流できるとは。

任国(エクアドル・シリア)のために、どれほど貢献できたかといえば、それはまだまだわかりません。

でも、指導した生徒たちや、指導のお手伝いしたコーチたちが、今後、どうなっていくのかが本当に楽しみです。

いつか、また何年後かに会ってみたいものです。

ということで、協力隊としての活動は終わり。明日からガラパゴス諸島に、最後の旅行に行ってきます。おそらくそのレポートで、このブログは最後になるでしょう。それもまた、少し寂しいものですが・・・。

ではまた。

2012.2.28 カルナバルっていう行事

Carnaval(カルナバル)  って、英語だとCarnival(カーニヴァル:お祭り)。カーニバルって聞き覚えありますよね。

語源はCarne(カルネ)っていう言葉で、「」の意味。で、もともとは、断食の前にする『謝肉祭』って言うのが本当の意味なんだそうです。※実際、カルナバルの翌日は肉を食べませんでした。これは断食まではしないけど、せめて肉類は食べないっていうことで、その形式・伝統を維持しようとしているみたいです。

ブラジルのリオのカーニバルなんかもその一つ。盛大にパレードなんかをして楽しむようです。南米では、それぞれ形は違えど、それぞれの「カルナバル」があり、人々は大いにお祝いするんです。学校なんかも土日を含めて5日くらいはお休み。

そんなカルナバル。じゃあ、エクアドルのリオバンバでは何をするのか?というと、パレードなんかは小規模ながらあるのですが、それとは別に・・・

★色の着いた小麦粉
★水・水風船
★『カリオカ』っていう石鹸ベースのムーススプレー
★卵
★顔料

なんかを町中で投げ合い、かけ合うんですね~。

カルナバル初日は高校生や中学生が街中に出て、投げ合うのが慣例。街には頭に割れた卵を乗せ、顔には赤やら紫やらの色が付き、水びだしで小麦粉の粉が付いた若者が、ゾンビのようにたむろしていました。道行く若者(暗黙のルールで、年配・幼子にはかけないっていうのがある)を見つけると、そのゾンビたちは、本当にゾンビのように群がり、手に持つ得物を投げつけ、さらなるゾンビを作っていきます


これはね、怖かった。


 このカルナバルの前に、色々な人から「リオバンバ市のカルナバルについて」という話を聞いていました。しかし、これほどまでとは思わなかった・・・。仕事に行く途中で目撃したんですが、本当にビビって、すぐにタクシーに乗ってしまいました。写真が無くて、映像で伝えられないのが本当に残念です(なぜなら、カメラを向けると攻撃されて、カメラが危機にさらされるから)。

こういう状況なら、準備をしっかりして、中に入って一緒にゾンビになって遊びたかったなぁ・・・

で、翌日、油断して歩いてたら・・・

 こんな感じ。これがカリオカ。石鹸ベースのムース。見ず知らずの若い女の子に、やられました。
また別の時には、すれ違う車から、いきなり水が飛んできたり。卵はありませんでしたが…。


また、街の大通りにはこのように
小さいトラック(ピックアップ・バン)の荷台に若者が乗り、行き交う通行人(若者)に水を投げたり、他の車の荷台に乗っている者同士が水をかけ合うっていう、ゲリラ攻撃を繰り広げていました。

油断して歩いていたら、急にどこからともなく水が飛んできて、水びだし・・・

腹立つな~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (-_-メ)

----------------------------------------------------------


・・・・・・・・・・・ということで、同じ敷地に住む、マリアの甥っ子のセバスティアン隊長(11歳)指導の元、我が家のピックアップ・バンに水を大量に積み込み・・・
安全を確認し
 出陣!!
カルナバル最終日は、ゲリラ攻撃をする側に回りました。


 最初は無抵抗な歩行者に、いきなり水をかけることにはかなりの抵抗があったんですが、隊長(11歳)の

Vamos Kazuhiro!(やっちゃいなよ、カズヒロ!)」という指令の元、バンバンかけまくりました。 

かけてみると、笑いながら逃げまどう通行人たち。これが楽しいんだな~~って、実感しました。
ゲリラ攻撃をしているところが写真に収められないのが、本当に残念ですけどね。

 でも、攻撃するだけではなく、行き交う同業者とも、突然交戦しなければなりません。また、2階や3階の窓から、バケツに入った水や水風船を落としてくる世帯も。常に攻撃にさらされながら、人々を攻撃するっていう、カオス(混沌)ぶり。

 いつもは大人しくて、ちょっと小太りで、おっとりした心やさしいセバスティアン隊長(11歳)も、この時ばかりは鬼将軍で、

隊長「カズ、あそこに水を投げて!!!」
カズ「もう寒いよ~、水がなくなるよ~、帰ろうよ~~」
隊長「そんなの関係無いから!!水を補給して、もう一回街に出るよ!!!!」

てなぐあいで、鬼将軍(11歳)大奮闘。一度帰還し、水を補給し、我が家の兄のパトリシオ2等兵(36歳)をも強引に召集し、強引に加勢させる。また、小生(34歳)の体力を、思う存分、手足のごとく使う、恐ろしいリーダーシップぶり

※兄パトリシオ(36歳)も、ここまでやる気のセバスティアンは、今まで見たこと無かったのだとか。

 結局彼は、家と大通りを2往復(実質2時間)して水をかけまくる(かけられまくる)っていう、ゲリラ作戦を指揮し、展開したのでした(運転していたのは、パパのウィルソン。彼も隊長のいいなり)。

 そして、2回目の実弾(水)がなくなりそうになると、隊長(11歳)が「帰ろう」と言いだしたので、まぁ最後はよくわからんハイテンションで家に帰り・・・

お決まりの、内部抗争が勃発。
ま、ただの水遊びですな…

ということで、こんな「カルナバル」レポートでした。

ではまた。本日が最終勤務日です。

2012年2月25日土曜日

2012.2.24 日の丸・君が代


----以下引用----
公立学校の教職員に君が代の斉唱の際の起立を義務づけた大阪府の条例が施行されて初めてとなる卒業式が、32の府立高校で行われました。
大阪府教育委員会によりますと、6校で合わせて8人が起立しなかったということで、教育委員会は厳正に対処したいとしています。


大阪府では、去年6月、公立学校の教職員に対し、卒業式や入学式などの学校行事で君が代を斉唱する際、起立することなどを義務づける全国で初めての条例が施行されました。
大阪府内の公立学校は小・中学校や高校などおよそ1700校に上り、大阪府教育委員会は、条例の施行後、初めてとなる卒業式を前に、先月には、府立の学校の教職員に対し、条例を順守するよう職務命令を出していました。
こうしたなか、府立高校の卒業式が24日から始まり、この日は、32校で式典が行われました。
大阪府教育委員会によりますと、このうち6校で合わせて8人の教職員が君が代の斉唱の際、起立しなかったということです。
教育委員会は「事実関係を把握したうえで厳正に対処したい」としています。
大阪府議会では、この条例とは別に、同じ職務命令に3回違反したうえで、改善の見込みがない教職員は免職の対象となることを盛り込んだ条例案が審議されています。

--------------------------------------------------------
協力隊に参加する前は、この問題って、私の中では結構どうでもよかった。というか無関心。ま、私は現役時代、日本代表になりたかったし、君が代を歌うっていうことは憧れでもあったから、歌いますけどね、みたいな感じ。


でも、今となっては、この条例に大賛成。橋下市長とか、石原知事の考え方に完全に同意。


「国際人」っていうか、海外で活躍してる日本人で、日本を誇りに思ってない人はいないと思う。また、シリアで特に感じたけど、「日本人」っていうだけで、すごく特別扱い(いい意味の)を受けたり、尊敬されたりしたんです。


それっていうのは、今まで海外で活躍してた日本人が残した足跡の「」のお陰。日本では当たり前にするお辞儀であったり、礼儀作法であったり、使った後にキレイに片付けることであったり、相手の意見を尊重することであったり・・・

  で、海外では「国旗掲揚・国歌斉唱」時に『起立・脱帽』は当たり前。逆に、その時間に座ってたり、違うことしたりしたら、下手すれば警察に注意されたりします(現地人なら連行される。シリアだけじゃないですよ)。

 だからね、日本に対する「誇り」を若い世代に持たせることは、「国際人」を育てることにつながるわけです。さらに、「国際的スタンダード」を身に付けさせることでもあるわけですよ。


 昔はそれが、即「軍国主義復活につながる」なんていう論調が主流でした。しかし、時代が違う。日教組って、やっぱり今はもうズレてると思う(組合入ってなくてよかった~)。

また、いくつかの新聞社が、このことに関して少し批判的な論調で書いていますが、それも理解に苦しむ

 イデオロギー的なことは、個人の信条の自由だから、各教員が、思う存分自由に考えてくれたらいい。

 しかしながら、なんせ、国民の税金で運営してる公立学校ですからね。国益にかなう人材を育てることを最優先に考えるべきでしょう。

ではまた。

2012年2月19日日曜日

2012.2.19 新聞に載っちゃった


載りました。この前ブログで書いた『最終報告会』のことなんですけどね

そういや写真撮ったし、報告会の時もカメラ持った人、おったわ…。


そんな感じで報告だけ。ではまた。

2012年2月18日土曜日

2012.2.18 最終報告会

日本のスイミングスクールには、「進級制度」ってあるでしょ?一般的に。

こんな感じで、水泳帽に各級のワッペン付けて・・・
級が上がるごとに、ワッペンが増えて、1級を卒業する試験(100m個人メドレーだったり200m個人メドレーだったり)を突破すると、賞状がもらえたり。


 ま、これって、保護者にもわかりやすいし、習っている子どもたちも、次何が出来たら、次のワッペンもらえるかっていうのが、明確にわかる。さらに、教えているコーチも、どの子がどの級にいるか(どの指導段階にいるか)が一目瞭然でわかる。


メリットだらけなんですよ。


こっちにきて、早、半年間。ブログでお伝えしてきた通り、コーチたちに色々と指導のノウハウを教えたり、道具やら開発して指導の効率性を高めたり、生徒の安全性を確保したり・・・といったことをしてきました。でもね、生徒が辞めていくんですよ。正確には、「来なくなる」というか・・・。

その生徒の「継続意欲」を高めるにはどうしたらいいのかな?とまぁ考えていたんですが、行きつく先は、やはり日本では一般的な、「進級システムの導入」でした。

結構、子どもたちは、このワッペン欲しさに頑張るんですよね。親たちも、「せめてクロールまで覚えさせたい」とか「1級合格して卒業までは…」みたいな感じで、続けさせる動機になるわけです(親の送迎が無いと、子どもは来れないから、彼らの継続意欲も非常に大切なのです)。


じゃあ、ここの現状は?と言うと、一応漫然とバタ足からクロール・背泳ぎを教えて、それらがうまく泳げるようになった子どもたちは、平泳ぎ・バタフライを教えるっていう順序をたどります。
で、一応のクラス分けもなされていますが、子どもたちからよく出る質問が

いつになったら次のステップに移れるの?」というものです。クラス分けの意図・基準が明確じゃないから、子どもたちは疑問を感じる。
 さらに私たちコーチでさえも、誰が、どの段階で、どの子を進級(というか次のステップ・クラスに)行かせるかっていうことを、明確に決めてない。だから本当にテキトー。そこを改善して行きたいなぁ…と常々思っていました。

 また、最大の問題点は、才能のある4歳児・5歳児が結構辞めていくんです。これは、本当に問題で、彼らに早いうちから「素敵な4泳法」を教えて、キックをバンバン鍛えると、今のエクアドルの学童記録なんかどんどん突破してくると思います。そんな可能性のある幼児たちは、ゴロゴロいるんです。

 でも、その子たちの継続意欲を維持させれていない。だから辞めちゃう。よって・・・・・・・・・・・・・・・
最近開催された「最終報告会」にて、そんなことを熱く語ってきました。

そして『私の後任とその「進級システムの導入」に是非とも取り組んでほしい!』とぺティルーとパトリシア始め他の同僚にも、連盟会長の前で伝えることが出来ました。やっとこれを伝えられる段階まで来たというか…。ま、「言うだけタダ」みたいなノリで言ってきました(^-^)
---------------------------------------------------------

そんなこんなで、会長に褒めてもらい、記念の連盟Tシャツもらい、

私の後任ボランティアを受け入れてもらうことを約束し、平和に、滞りなく終わりました。








---------------------------------------------------------
この『進級システム導入』は、キャップの用意からワッペン作成・会員管理システム構築まで、かなりボリュームのある仕事。指導者マニュアルも必要だろうし(これはパトリシアと作って、彼女が今一人で活用してますが)、合格判断基準も整備しないといけない(これも、モデル(見本)は作成し、みんなに提示しましたが)。

また最大の難関は、この「進級システムの導入」の有用性をみんなに理解させ、目的・目標を共有しないといけないこと。

あと1年あったら、やり切れたかなぁ…。

 まぁ、足がかりは作ったつもりなので、後任に期待するのみです。

 誰が後任になるかわかりませんが、そういうことが出来る(経験のある)人が、後任として来てくれたらいいなぁ・・・と、神に祈るのみです。後任に決まった方には、是非ともこのブログを読んで、参考にして頂きたいなぁ・・・。A dios!!

 ということで、勤務は残り2週間となりました。しんどかったけど、こう迫ってくると、寂しくなりますね。

 ではまた。74.0kg