2010年4月23日金曜日

シリアについての事前情報

昨日、「国担当」と呼ばれるJICAのスタッフから、『国別概要講座』なるものを受講しました。


シリアについての基本的な現状の情報を頂いたわけです。

1.水・電気などのライフラインに困ることはない。
2.物価が安い
3.日本の大都市より、治安がよい。夜も、出歩いてほとんど問題はない。
4.人々は信仰心(イスラム教)が厚く、思いやりにあふれている。
5.日本に対して、シリア人はよい印象を抱いている。 

などと、良い点についてはこんな感じ。

しかし、

1.現(政治)体制の批判なんかは、しないほうがよい。
2.軍事施設の写真は、間違えて撮ってしまったとしても、逮捕されてしまうことがある。

といった注意点も教えていただきました。もっと詳しくは、現地での研修で学ぶことになるのだとか。

なんせ、シリアは私たちが抱いているイメージより、かなり安全なようです。

今まで(今も)行っていた(行っている)隊員の報告書を閲覧しましたが、治安の面ではほぼ同じように報告されていました。


だから、家族・親族の皆さん、ご安心くださいね。

--------------------------------------------------------------------------------

  
それはそうと、以外に大変なのがモンゴル。

  
同じ生活班(これについては過去の記事を見てください)の一人がモンゴルに派遣されます。

  
そのモンゴルについての「国別概要」講座では、かなり厳しい現実を伝えられていたようです。

なんでも、モンゴルにおいての『スリ』の手口は本当に巧妙だそうで。財布をカバンに入れていても、集団で囲まれてスラれたり、ナイフでカバンやズボンを切られて、中の財布を盗まれたりする事例が、少なからずあるのだとか。

夜の一人歩きなんかは、できるわけもなく。

さらに南米などの、もっと厳しい情報も耳に入ってきました。しかし、そこは2次3次の伝聞で、信頼性を確認していないので、ブログでは控えますが。






そういった諸国と比べると、シリアの現状を伝えていただいたJICA職員のことばに、信憑性は持てますよね。

ではまた。今から暗記と音読練習します。                                           74.4kg

0 件のコメント:

コメントを投稿