2011年12月24日土曜日

メキシコ旅行特別編③ 食べもの編

特別編の最終回です。

かなり前回と間が開いてしまいました。ちょっと風邪をこじらせ、治すのに時間がかかってしまった…。こういうのが、スイミングコーチの辛いところ…。

さて、では食べもの編をお楽しみください。

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街にはこういう屋台がたくさんありまして…

だいたい、こんな風にソーセージやら、豚肉やら、牛肉やら鶏肉が焼かれて、切られるのを待っております。
 で、気さくなオジサンが、トルティージャ(トウモロコシで出来た生地)を温め、そこに肉の刻んだのやら、玉ねぎやらパセリ(?)みたいなのを乗せて・・・
 出来あがったのが、メキシコ代表として名高い、「タコス」でございます。一つ5ペソ(約35円)。5個セットで20ペソ(約120円)。これでお腹いっぱい。
 で、メキシコ料理っていうのは、辛くて有名なんだけど、これだけだと、全然辛くないし、味気ない。ということで、下の写真みたいなレモンやらソースです(「サルサ」と言います。ちなみに、日本で「サルサソース」っていうけど、直訳すると、「ソースソース」。だから、ちょっとおかしいんです)

 レモンの横の緑色の「サルサ」が、アボガドと青唐辛子のサルサ。で、赤いのがおそらくトマトと赤唐辛子のサルサ。こんなのをトッピングして…


こういう完成品を作るわけです。真ん中のピーマンみたいなのは、お酢で漬けた漬物。あんまり辛くないけど、これ自体が美味しい(^-^)
 このタコス、本当に美味しい!トルティージャ(トウモロコシの生地)は匂いに癖があって、強い風味なんですが、それを具と辛いソースとレモンが調和し合って、見事なハーモニー(^-^)日本のメキシコ料理屋さんで何度か食べたことがありますが、比べ物になりません。やはり本場。本当に美味しかったです。

ちなみに、このタコスには他にもこういう種類のモノがあり・・・
 これは、青トウモロコシの粉で作ったトルティージャの上に、チーズとほうれん草をのせて巻いたもの。敢えて写真のために開いているのですが。これもこれで美味しい。でも、肉を乗せたやつの方が、美味しい気がしますけどね。

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屋台メニューのお次は、スープ。

なんの変哲もないチキンスープで、お米が少し入っております。これ自体の味は、本当に素朴なチキンスープ。これに・・・
 またレモンやら玉ねぎの刻んだのやら、左の黄色く映っている(本当はもっと赤黒い色。見かけはラー油のよう)サルサ(ソース)を入れると、これまた何とも言えない辛美味スープになるのです。
これで、1ドル(80円)。ちょっと大きさが伝わりにくいかと思いますが、日本のどんぶりに一杯入った大きさくらい。さっき紹介したタコスの後に食べたので、本当にお腹いっぱいになりました。

屋台グルメはこれくらいにして(イヤ、もっとあるんですけど、写真に収められなかった…)、レストラングルメ。街の観光案内所で紹介してもらった、一番伝統のあるレストランに行くと・・・ 
壁におしゃれな絵がかかってたりして、装飾品も素敵で・・・

 こんな楽団(マリアッチ)が演奏しに来てくれたりして、チップなんか払ったりして。


で、注文して出てきたのが、こんな料理。
 
 鶏肉に「モレ」というソースがかかった、これもガイドブックに必ず載ってる名物料理。というか、「モレ」っていうソースが有名なんです。

 これは、チョコレートと唐辛子と玉ねぎやらトマトを原料にして作ったソース。マヤ文明からの伝統料理らしいのですが…味は… ま、人それぞれ感じ方があるから、一度どこかで試してはいかがかと思います。ま、店によっても味は様々らしいので、一概には言えませんが、あんまりやったなぁ…(何食べても美味しいと感じる私の感想)。慣れたら美味しいのかも…。


 で、これまた美味しいのがご当地ビール。この下の写真の「コロナ」は日本にもありますが、さすが本場。1本25ペソ(150円くらい)。スーパーで買ったらさらに半額。

 で、日本でも輸入した方がええんちゃうん?と思えるほど美味しかったのが、この「indio」という名のビール。

 ドラフトビールなんですけどね。色が少し黒いでしょ?まろやかでコクがあって美味しい(^-^)これも安くてレストランだとこのサイズで150円くらいですが、コンビニで買うと1.2Lで150円くらい。


 そして、メキシコと言ったらやっぱりテキーラ。でも、テキーラは若かりし日々の苦い思い出があり、匂いをかいだだけで吐き気がするので、雰囲気を楽しむために、可愛くテキーラベースの「マルガリータ」っていうカクテルを頼んで…

お酒はざっくりこんな感じ。

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まぁあと、魚介類も食べようと思えば食べることが出来て、こんなスープとか

日本食レストランもたくさんあるので、ここ3ヶ月ほど日本食らしい日本食を食べていなかったので、ベタににぎり寿司と天ぷらそばとか…
こういうものも、食べることが出来ました。※でも、日本食レストランは高かった…。
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 シリアの時も感じましたが、屋台の味(庶民の味)というか、街中で売られてて地元の人に人気のある食べものは、世界どこ行っても美味しいって感じられるなぁ~と、つくづく感じました。レストランで食べる料理もまぁそれなりに美味しいのですが、やはり、その土地の食文化を知るには、やはり屋台・露天の食べものが最高!


ということで、最終回「食べもの編」は終わり。
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エジプト旅行に行った時は、本当に「もう2度目は行きたくね~や」と思いましたが、メキシコは、とっても良いですよ(^-^)治安も心配していたほどじゃないし、街はきれいだし、食べものも美味しい。また行ってみたいな~と思える観光でした。

あと、「カンクン」っていうリゾート都市があって、ここもかなりいいらしいです。ま、もうこっち方面(中米・南米)に来ることは、一生の内で無いでしょうけど、行く機会が万が一あれば、行ってみたいなぁ・・・と思いました。
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 もう年末、年の瀬ですね。今年はスイミングスクールの小さい子どもたちを教えているせいもあり、なんと明日から新年3日までお休み!去年シリアにいた時は、新年元日しか休みがなかったので、今年はじっくりゆっくり羽を伸ばしたいと思います。

 今はクリスマスイベントで大盛り上がり。年明け、少しレポートできたらしたいと思います。

ではまた!!メリークリスマス!そして、良いお年を(^-^)

2011年12月17日土曜日

メキシコ旅行特別編② プロレス編

今回宿泊していたのはこういうホテル。



 こんな雰囲気で、日本人専用宿(名称:サン・フェルナンド館)でした。

 そして、カナダ在住メキシコ観光者や、メキシコ在住留学生や、世界一周旅行中の夫婦やら、メキシコでプロレス修行している、イカツイ若者やら、まぁ様々な人が泊まっておりました。


 そこで出会った人たちと、今回のメキシコ旅行は行動を共にすることが多く、前のブログで紹介したテオティワカン遺跡も、そんな人たちと一緒に行っていました。

その観光中でのお話。


日本人観光客Iさん「明日、プロレス見に行かない?名物らしいし。」

私「あぁ、行きましょう行きましょう。」

Iさん「サン・フェルナンド館に、イカツイおじさん泊まってるでしょ?日本で有名なプロレスラーだったらしいよ~。その人も出るらしいし。」

私「え?名前は?」

Iさん「さ~?ライダー?ライガー?」

私「え?え?え?ライガー?ま、まさか(目を大きくして)獣神サンダーライガー!?え????獣神サンダーライガー?あの獣神サンダーライガー?ホンマに???」

Iさん「(戸惑い気味に)そ、そうなんじゃない?なんでそんなに驚いてるの?」

私「いやいや、何で逆にそんなに驚いてないの???あの獣神サンダーライガーやで!!」




 私のこの驚きようが理解できない人は、自分でネットで調べてください。「獣神サンダーライガー」でヒットします。

 まぁ、中学・高校時代(18年~15年前)のスタープロレスラーですよ。俊敏な動きと、華麗な空中戦で、一世を風靡したスーパースターですよ。「笑っていいとも」とか出てたし。アニメにもなった(てか、アニメキャラから生まれた)し。でも、プロレスの人気衰退で、今の若い人(私も若いが)が、知らないことにびっくり。



まぁどうでもいいや、そんなこと。ということで、





リングサイドでワンショット。ハチマキが、すでに気持ちの高ぶりを表してます。
で、ぷりぷり・ムチムチのラウンドガールが登場して…


こんな風にみんな登場します。
ライガーは、メインの一つ前。


ということで・・・










獣神~~~



サンダーーーーー

ライガーーーーーーー!!!!!!!!!!

※本物・生


私たちに気付いてポーズ(^-^)

試合の感じはどうかと言うと・・・[動画]



 もうね、やってたプロレス全体の印象は、小学生時代に熱狂して見ていたプロレスそのまま。懐かしささえ感じてしまいました。

 ライガーさんに関しては、やはり加齢(いや、キャリアを積んだ)せいもあり、昔よりサイズも増え、華麗な空中戦とは行きませんでしたが、「あの、獣神サンダーライガーを生で見ている!」っていうことだけで、しまいには涙が出てくる、34歳の少年がいました。

  試合後には、観客席に来てくれるっていうおまけ付き[動画](^-^)



雰囲気伝わるかな~

で、試合の翌日、ホテルにて記念撮影





やっぱり、覆面レスラーやからね。

あ~~、ホンマに、一生残る思い出が出来ました(選んだ道が、ここでよかった(^-^))。

そして、メキシコ最高!!



 
ではまた。次回は最終回、食べもの編。

2011.12 メキシコ旅行特別編① キレイな景色

私のメキシコのイメージっていうと…

こんな感じ。


 実際知ってます?行くまで、どんな国で何があって、何が美味しくって…って知らなかったという。34歳ですが世間知らずな大人です。
さて、ではメキシコはどこにあるのかと言うと・・・




 日本と太平洋を隔てたところに位置します。アメリカ(USA)の南側。私が赴任しているエクアドルが、右下の青い部分。


 国土も広く、一言でメキシコと言っても、海岸沿いはリゾートチックだし、山岳地帯は自然がたっぷり。

 そんなメキシコですが、国境沿いは治安が悪く(コカイン・マリファナ関係で、マフィアが横行)、JICAのボランティアが行ける範囲は限られているのです。


  よって今回は、「メキシコシティ」という、首都のみ1週間かけ観光するという日程となりました。


  で、昨年のエジプト旅行は、1週間でエジプトを横断(縦断?)するスケジュールだったので、時系列で記述してましたが、今回はそういう移動がなく、比較的楽な日程だったので、


①キレイな景色編
②プロレス編
③食べもの編


と3つのテーマに分けてブログアップして行きたいと思います。

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 「フリーダ・カーロ」という、メキシコ出身の女流画家がいます。また、「ディエゴ・リベラ」という、これもメキシコ出身の壁画の巨匠がいます。

 もちろん私は彼らを知りませんでした。しかし、メキシコを旅していると、必ず名所のどこかには彼らの絵や壁画があるという、超有名人。

興味のある人は、こちらを…


で、その彼らの家がこんな感じで…




※この中のフリーダの作品は撮ることが出来ませんでした。


で、夫リベラの壁画の代表作が
「国立宮殿」という大そうな建物の中の、壁一面に…


 こんな風に、柱とか梁(はり)のところまで細かく、かつ壮大なスケールで描かれています。


 実際、美術作品とかって全く知識も教養も無かったのですが、日本でも公開された「フリーダ」っていう映画を、メキシコに行く前に友人に勧められ、観ました。そのお陰で、フリーダ・カーロの人と成りを知ることが出来たし、ディエゴ・リベラがすげー女ったらしだったとか、そういう周辺の知識も知ることが出来て、単に絵を観る以上の楽しみ方が出来ました。


そういった意味でも、何かの鑑賞の前にする事前学習って、本当に大切なんだな~~って、実感しました。

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続きましては、「テオティワカン遺跡」
興味のある人は、詳しくはこちらを…



 

 
 
 
この遺跡にも、巨大なピラミッドがありまして…。天文学的・宗教的にかなり重要な意味があるのだとか。まぁ、説明は、Wikipediaにお任せするとして…


ある意味、エジプトのピラミッドよりもいいでっせ。


 なんせキレイ。エジプトは、周辺が本当に汚くて、ゴミだらけで、せっかくの神秘的な遺跡も、その価値が半減する印象でした。でも、このテオティワカンのピラミッドは、見た目もきれいで、手入れも掃除も行き届いてて、さらにその歴史を知ると、エジプトに勝るとも劣らない神秘性を秘めていて、本当にお勧め。体力が必要ですけどね。

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さて、お次は、バシリカ・グアダルーペ教会





ちょっと傾いているのが分かるでしょうか?


内部はこんな感じ。
地盤沈下で、ちょっと傾いたのだとか。で、新しく作った礼拝堂?が、

左が外観で、右が内部。でっかいのを作ったようです。まぁキリスト教の大きい教会とかに行っていつも感じることですが、すごいキリストさんを祭って、聖書に書いてあることを具現化してるんですよね。でも、具現化する人によって、そのイメージってやつは変わるわけで、それでいいのかなぁ…って、たまに心配になるわけです。例えばこんな感じに…


 まぁ、他の宗教をとやかく言うつもりはありませんが、「偶像崇拝」を極めて嫌うイスラム教の方が、こういう意味で優れてるというか、理にかなっている気がします。
 さぁ、話がずれましたが、あと行ったのは、「ソチミルコ」という、世界文化遺産に指定されている水路観光船です。





 こういう観光船に乗って、2時間ばかりゆらゆら揺られて、楽しみます。乗船中に、下の写真のオジサンたちが、「1曲どう?」みたいに寄ってきて、お願いすると・・・(動画)




 という具合に、異国情緒たっぷりの曲を演奏してくれました。
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最後は、「ソカロ」という観光の中心地として、良く絵葉書とかになっている広場です。


金曜日に行きましたが、広場には遊園地的な遊具が出たり、コンサートみたいなステージが出来たりと、市民の憩いの場となっており・・・



中米最大級のカテドラル(英語のcathedral:教会のバカでかいヤツ)があり、一日10数回、ミサが行われているのだとか。中には5~6個(目視で)の祭壇があり、その規模の大きさが伺えました。
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 ということで、ガイドブックに必ず載っている、メキシコの名所で撮った、キレイな風景編はこれにて終了。次回は、興奮のプロレス編です。



ではまた。