2011年11月20日日曜日

2011.11.19 初!外国語でのプレゼンテーション

  大きな声で言えないけど、英語でもプレゼンテーションなんかしたこと無い・・・。

  で、未知の言語(スペイン語)と向き合い3ヶ月。やり切りましたよ、プレゼンテーション。題して『水泳技術講習会』!!








 独自に「水泳指導における広背筋理論」なるものを、日本で展開してたんですけどね(別に発表とかしてないけど)。それなりに生徒も成果が上がったし、自分自身の記録も伸びた理論なんです。大げさでなく、水泳人生をかけた理論(持論)なんですよ。




 で、今回のプレゼンを機会に、一度ちゃんと人に伝えられる形にしておきたいな~~と思い、今回の無謀なチャレンジをしたわけです。


生徒の反応は思った以上に良く、手ごたえはつかんだ感じ。ただ、直接手を下せない(指導できない)のが、少し歯がゆいところですが。


最後の締めのスピーチをアップしておきます。



3日かけて、丸暗記しましたからね…

まぁ、いいスペイン語の勉強になりました(^-^)




 さらに、スペイン語の練習のみならず、日本に帰ってからも活用できる、いい資料が出来たな~と、2つの満足感でいっぱいです。


ここ数日、ぐっすり眠れなかったので、今日は寝る!!!


ではまた。

2011年11月12日土曜日

2011.11.11 チンボラソ山

家の近所(とはいうものの、50kmくらいのところ)に、チンボラソ山(標高6310m。父ウィルソン曰く)があります。そこに先週末遊びに行きました。



  なんでも、地球の中心から頂上までの距離は、エベレストよりもあるのだとか。
※なぜなら、地球は少しだけ楕円球型だから。この説明じゃ分からないと思うので、ご自身で調べてください。


  とはいうものの、頂上目指そうと思ったら、酸素ボンベ積んで、テント持って、キャンプ張って、みたいな本格登山になるので、「第2避難所」っていう所まで(それでも標高5000m)。

 そこから、自転車で標高3000mまで(道程23km)下っていくっていう、ツアーです。

遠目から見るとこんな感じ

 リオバンバの(標高2750m)そういうお店で、準備をし…


車に乗って、チンボラソへ!

行く途中の車窓から。降りてこうして写真を撮って…


 
こういうワゴン車に、自転車積んでいくわけです。


もうちょっと、登ったところ。草花が少なくなってきます。

 これら、ビクーニャといいまして、ラクダの仲間なんですと。昔は高級毛皮に使われていたそうですが、数が減って、特別保護動物になっているのだとか。車で誤ってひいてしまっても、いけないのだとか。



これが、4000m付近。雪が残ってます。


 
これが、第一避難所。ここの手前(標高4600mくらい)から山登り。ここで少し休憩して、、ゴールの第2避難所まで登り切ります。。。。。が・・・・
 左が少しのぼったところから、第一避難所を撮った写真
右は、下から、第二避難所を撮った写真

第二避難所、見えてるんですけどね。


この標高差200m(道程1000m)が、本当にきつかった。


 本当に、数歩歩いただけで、息が切れると言うか、全身が動かないというか。頭も多少痛いし、空気が薄いっていうのは、こういうことなんだな~~って、実感しました。十数m歩いては、少し休むっていうことを繰り返し、1時間ほどかけて登り・・・



着きました。第2避難所。まぁ、休日だったので、人でごった返していました。



これが、避難所のベッド。やっぱり、本格登山者用にあるのだそうで。こんなのも、見たのは初めて。日本の富士山すら登ったことのない私。こういうのもを見て、感動するのでした。

で、また第一避難所にもどって、こういったランチを食べ…



自転車特殊装備に着替え、山下り!!!

 
4000m台は、何にも草木が生えてないんですが・・・

やはり、下るごとに、草木が増え、動物もおり、

ゴール手前はこんな感じ。かなり青々としてきます。



最後はみんなで記念写真

あの、最後の標高5000mに至るまでの標高差200mが異常にキツかった…。でも、あとは自転車で下るだけの23キロなので、気持ちよく楽しめました。

ちなみに、一緒に行ったアメリカ人観光客は、みんな60歳オーバー。元気だわ…


 最後は、標高5000mでのサービス動画。

『ロッキー4』をイメージしてみてもらうと、迫力あると思います。



寒かった(色々な意味で)…

「エイドリアン」の方が良かったか?? 

ではまた。

2011年11月6日日曜日

2011.11.5 練習道具開発その2

第2段。

まぁ、こういうビート板があります。これを惜しげもなく切りまして…。


私の手のひらサイズにします。

これに、切り込みを入れて…



そこに例のゴム紐(2011.10.7 最近の活動で使ったやつ)をかけますと・・・




 






こういったものが出来ます。名前なんか書いたりして。



これをどうやって使うかというと・・・

 こうして、片手をかけさせて・・・





  クロールの息継ぎの練習に使うのです。






   慣れてないと、どうしても、息継ぎをしている時に、伸ばしてる手が沈むので、へんてこりんなクロールの息継ぎになります。


 ま、無しでもなんとかなるんですけど、あった方が効率がいいので、作りました。


へんてこりん息継ぎクロールが、とっても多かったので、その対策です。



  大きいビート板だと、小さい子ども(5~7歳くらい)だと、力が無いから、すぐビート板がどこかへ行ってしまって、練習にならないんですね~~


クロールの息継ぎって、変な癖がつくと、なかなか直らないものなんです。だから作ってみました。


ま、開発といっても、よく似たものを日本で使っていたので、それを見本にちょっとアレンジしただけなんですけどね。


  これも好評で、昨日はさらに6個増産。合計9個。ま、もっと増えれば、さらに作りたいですけどね。


ちなみに、前回の『腰ヘルパー』は、知らない間にエクアドル人同僚が、増産しておりまして、合計約20個!!!


 完全に、技術移転成功~~(^-^)

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  エクアドル・シリアと、「競泳(水泳)後進国」と言える国々で、こういう仕事に携わってますと、日本のスイミングスクールの「初心者指導システムの完成度の高さ」に改めて気付かされます。



 さらに言うと、「競泳先進国」と「競泳後進国」の差は、『「上級者に対する指導」の差』と言うよりはむしろ、『「初心者指導」のシステムの差』であることが、身にしみて実感できます。



 

 でも、シリア人コーチもエクアドル人コーチも、そこにあまり気付いてないから、「日本の選抜選手の練習のやり方を教えてくれ!」って、目先のことばっかり聞きたがるんですよね~~。


 そこら辺を、なんとか伝えていきたいな~・・・と、一外国人コーチとして、感じる最近であります。


 ではまた。体重計買おう~

2011年11月4日金曜日

2011.11.3 パンを作る習慣があるそうで。

今日は文化紹介のみ。オチ無いですよ。

  11月2日は、「死者の日」。お亡くなりになったご先祖様を弔う日なんですと。

  で、何をするかというと、お墓を訪れたり、ご長男の家に詣でたりと、日本のお盆のイメージそのまま。何が違うかというと…



まず、どこの家庭でも作る、「コラダ・モラダ」っていう紫色の飲み物を作ります。中身は、パイン・ババコ(フルーツです)・クランベリー・そして、紫トウモロコシの粉。とっても美味しい。
そして、本命のパンなんですけど、



 こんな感じで、みんなで作る。ちなみにこの子たちは生徒たち。大きなお屋敷の生徒の家に集合して、みんなで練り練り。



これは、そのお屋敷の敷地内にある、個人オーブン。すごいよな~

  我が家にはそんなオーブンが無いので、パン工房みたいなところへ行き、貸しオーブンで、



こんな風に焼いてもらい、


焼きあがりはこんな感じ。



で、焼きあがったパンのアップ写真を撮り忘れるっていう、まぁ、初歩的なミスをしてしまったのでした・・・。


  みんなで作るっていうところが、なんとなく日本には無いな~っていう感じで、楽しかったです(^-^)


ではまた。