今回は短水路(25mプール)での開催です。
客は結構な入り。
真ん中に、巨大な壁を築いて…
50mを25mプールにしてしまいました。
シリア人たちは、
「お~~、50mプールが25mプールに!!(すげ~!)」
「お~~、50mプールが25mプールに!!(すげ~!)」
みたいな。
おいおい・・・・
最初から、横に25mとれる50mプール作ったら、
※すなわち、横25m・縦50mの長方形
こんな大そうな壁を真ん中に築かなくても
25mプールできるやん。
って言う日本的合理主義は置いておいて…。
短水路の全国大会が3日間ありました。
毎回全国大会で、ボランティアの私には
イマイチ違いが分からないので、オーマル(同僚)に聞きました。
すると、
「正直、オレもよくわからん」
とのこと。全国大会も、2週間前に発表やしね。
計画もクソもないがな…。
今回もやっぱりイライラすることが多く・・・
慣れたとはいえ・・・
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今回の試合は、13~14歳区分のところに、
私のチーム(8歳から12歳)の速い(優れた)子どもが
まぁ「飛び級」で出場するというもの。
というのも、13歳~14歳だけだと選手の人数が足りず、
私のチームに「助っ人」を依頼してきた感じなのです。
ということで、
2週間前に、会議してエントリー種目を決めました。
1名3種目まで、1種目同じチームから2名までという
出場制限付き。
1時間くらいああでもない、こうでもないっていう議論を経て、
私のチーム(8歳から12歳)の速い(優れた)子どもが
まぁ「飛び級」で出場するというもの。
というのも、13歳~14歳だけだと選手の人数が足りず、
私のチームに「助っ人」を依頼してきた感じなのです。
ということで、
2週間前に、会議してエントリー種目を決めました。
1名3種目まで、1種目同じチームから2名までという
出場制限付き。
1時間くらいああでもない、こうでもないっていう議論を経て、
100%、これで間違いないっていう確認をとって
出場種目を決定しました。
出場種目を決定しました。
そして、それぞれの出場種目に合わせたトレーニングを
まぁ行ってきたわけですよ。いつも通り。
で、また4日前ですよ、4日前。
一人3種目の種目制限が、
『1人4種目になったぞ~』
って。
どないやねん。
これはどういう意味かというと、
【『速い子』に出場種目が集中する】ということなのです。
【『速い子』に出場種目が集中する】ということなのです。
水泳って言うのは、例えばクロールがめちゃくちゃ速い人は
ほとんどの場合、他の種目も速い(相対的に)。
で、そんなにここはレベルが高い訳じゃない(低い)から、
速い子はすべての種目が(相対的に)速いのです。
だから、1人の出場種目が増えると
速い子ばっかり出場して(泳いで)
そうでもない子の出場機会は減る
というわけです。
速い子ばっかり出場して(泳いで)
そうでもない子の出場機会は減る
というわけです。
例えばアッサーラ(またですが…)なんかは、最初は
100m平泳ぎ・
100m自由形・
200m自由形
の3種目にエントリーしてました。
100m自由形・
200m自由形
の3種目にエントリーしてました。
でも、その1人4種目出場可能になったから、
100m平泳ぎと200m自由形は、先輩の選手に譲って(とられて)
100m自由形しか出られない。
他にもそんな感じで、次々と出場予定種目を変更。
全国大会だぞ、大事な試合だぞ、という割には、
急な変更で、選手を混乱させる水泳連盟。
アッサーラも、平泳ぎ調子良かったのに…
アッサーラも、平泳ぎ調子良かったのに…
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これなら、どのスポーツも強くなるわけないですよ。
計画ができないんだもの。計画が。
シリアに来た当初は、言葉も何も分からないから
なすがまま、なされるがままに出場種目とかを、
同僚オーマルに言われるがまま、決めていました。
しかし!
しかし!
今は、私がエントリー会議に出る状態。
で、だんだんと言葉が分かってきたから、
こういう不合理なことに気付けてしまって
イライラ指数が上がっているのでしょう。
今日友達と、これについてしゃべってて、気づきました。
だから、こういう今回や前回のような急な変更は
今までなかったわけではなく、むしろ普通。
今までは、私がアラビア語を話せないことと、
シリア水泳界に関して無知であることで、
気付かなかっただけ。
まさに「知らぬが仏」状態だったのでしょうね。
だから、これからは
★どんな状況でも
★どんな出場種目でも
対応できるように、選手を鍛えていくしかないなと、
再確認させられました。
まぁでも結果は、お陰さまで、
今回はナタリー始め、数名の選手が大幅自己新記録更新。
そして、ナーディル(♂)というシンデレラボーイが誕生し、
シリア人コーチたちは大喜び。
※去年末、シリア新記録を出した2才歳上の先輩選手を、このナーディルが打ち負かしてしまったのです。この話も面白いので、機会があればまたブログにて。
もし、私が日本に国外退避になったら
大事に育ててや~~~~。頼みますよ~。
★どんな状況でも
★どんな出場種目でも
対応できるように、選手を鍛えていくしかないなと、
再確認させられました。
まぁでも結果は、お陰さまで、
今回はナタリー始め、数名の選手が大幅自己新記録更新。
そして、ナーディル(♂)というシンデレラボーイが誕生し、
シリア人コーチたちは大喜び。
※去年末、シリア新記録を出した2才歳上の先輩選手を、このナーディルが打ち負かしてしまったのです。この話も面白いので、機会があればまたブログにて。
もし、私が日本に国外退避になったら
大事に育ててや~~~~。頼みますよ~。
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おまけは、今日見に行ってきた新体操の試合。
水泳とはまた違った緊張感ですし、
生のスポーツは、やっぱり迫力が違う!
もっと、会場全体を撮れば良かった…
こんなん腰痛いやろうになぁ…
表彰式
シリアでは、こういった文化・芸術・スポーツ分野に
多くのボランティアが投入されています。
そして
多くのボランティアが投入されています。
そして
他のスポーツを観ることは、指導面でやはり勉強になります。
また私も頑張ろう~~~。いつ帰っても悔いのないように。
ではまた。
無事で何よりです。更新を急かしてしまってすみません。ではまた(^o^)/
返信削除いやいや、ご心配ありがとう。今こちらは、なんとも言えない不安感でいっぱいです。あ、http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html【日本語で読む中東メディア】が中東情勢(特にシリア情勢)を知るのに結構参考になるので、よかったら見てください。
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