2011年11月6日日曜日

2011.11.5 練習道具開発その2

第2段。

まぁ、こういうビート板があります。これを惜しげもなく切りまして…。


私の手のひらサイズにします。

これに、切り込みを入れて…



そこに例のゴム紐(2011.10.7 最近の活動で使ったやつ)をかけますと・・・




 






こういったものが出来ます。名前なんか書いたりして。



これをどうやって使うかというと・・・

 こうして、片手をかけさせて・・・





  クロールの息継ぎの練習に使うのです。






   慣れてないと、どうしても、息継ぎをしている時に、伸ばしてる手が沈むので、へんてこりんなクロールの息継ぎになります。


 ま、無しでもなんとかなるんですけど、あった方が効率がいいので、作りました。


へんてこりん息継ぎクロールが、とっても多かったので、その対策です。



  大きいビート板だと、小さい子ども(5~7歳くらい)だと、力が無いから、すぐビート板がどこかへ行ってしまって、練習にならないんですね~~


クロールの息継ぎって、変な癖がつくと、なかなか直らないものなんです。だから作ってみました。


ま、開発といっても、よく似たものを日本で使っていたので、それを見本にちょっとアレンジしただけなんですけどね。


  これも好評で、昨日はさらに6個増産。合計9個。ま、もっと増えれば、さらに作りたいですけどね。


ちなみに、前回の『腰ヘルパー』は、知らない間にエクアドル人同僚が、増産しておりまして、合計約20個!!!


 完全に、技術移転成功~~(^-^)

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  エクアドル・シリアと、「競泳(水泳)後進国」と言える国々で、こういう仕事に携わってますと、日本のスイミングスクールの「初心者指導システムの完成度の高さ」に改めて気付かされます。



 さらに言うと、「競泳先進国」と「競泳後進国」の差は、『「上級者に対する指導」の差』と言うよりはむしろ、『「初心者指導」のシステムの差』であることが、身にしみて実感できます。



 

 でも、シリア人コーチもエクアドル人コーチも、そこにあまり気付いてないから、「日本の選抜選手の練習のやり方を教えてくれ!」って、目先のことばっかり聞きたがるんですよね~~。


 そこら辺を、なんとか伝えていきたいな~・・・と、一外国人コーチとして、感じる最近であります。


 ではまた。体重計買おう~

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