そこに行くには、歩いて10分ほどの大統領橋(ジスル・ライース)という
バカでっかいバス停に行き、バスに乗って
行かなければいけませんでした。
前日から、どこ行きのバスに乗るか、シリア人のJICAスタッフに教えてもらい、
しっかりメモり、料金も小銭でキッチリ用意し、準備万端でした。
そう、いつもの私がするように。
行き先表示は
جوبر مزة اوتوستراد سومرية
「ジューバル・メッゼ・アウトストラド・スマリーエ 」
という 4つの地名(?)が連なって書かれたもの。
これを、来るバス来るバス瞬時に見分けて、
乗らなければいけませんでした。
なんといっても、3か月勉強しましたからね。
意味は分からなくても、読めるわけですよ。
だから瞬時に読み分け、赤いバスに乗り込み、
10SP(=20円。安いでしょ?)を運転手に手渡し、
切符をもらい、難なく乗車のミッションを果たしたわけです。
でもね・・・・・・・・
バスが発進して、数分経ちました。本来の行く方向は西方面。
しかし、太陽がずっと右から差すんですよ…。分かります??
バスはなぜか東へ向かってズンズンズンズン進みます。
どうしたものか??
西に向かってバスが方向転換するっていう希望を持って、このまま座り続ける??
それとも、傷が浅いうちに降りてしまう??
勇気を持って誰かに聞く??
でも、どうやって聞けばいいんだ??
みんなただでさえ、
東洋人の私に目線をわざと合わせようとしてくる(ホントにね)のに、
これで言葉を発しようものなら、バス中の注目が集まって、
とんでもない騒ぎになってしまう!!
って、考えてたら、終点へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
西ではなく、やはり東のダマスカス市の端まで行ってました
(ま、そうは言っても4キロほどですが)。
そんなん分からないから、パニックですよ、パニック。
見たらすぐそこまで砂漠やし、
周りはアラブ人ばっかりやし(当たり前ですけど)、
活動の時間は迫ってくるし、
わけわからず、日本人の友達に電話したり。
困った挙句、停留所近くの香水屋さんに入りました。
そして、「ウェーン・ホーン(where is here)??」と地図を広げて聞いたら、
「エンテ スィーニー(中国人)アウ ヤーバーニー(それとも日本人)?」
と聞いてくるから、
「ヤーバーニー(日本人)」って答えたら、
「オ~~、トヨタ、SONY、ホンダ(サッカー選手の)!!ダッハッハ~~~」ってさ。
さすがにカチンときて、「そんなこと聞いへん!!!!!!
困ってんねん!!!!!」と日本語でキレ気味に。
すると察したのか?おもむろに地図を見始め、
「フィーアラビー(アラビア語表記の地図あるか)??」と聞いてきたから、
「フィーフ、フィーフ(ある、ある)」といって出しました。
で、真剣に今いる場所を探し始めてくれました。
すると、外にいたシリアの若者が、面白そうな雰囲気を嗅ぎつけたのか、
5人くらい店に入ってきて、「ここがナントカ通りで、
ここに銀行があるからウンヌンカンヌン・・・」。
6人では地図を見れないので、暇を持て余した数人は、
私に店の香水を振りかけたりして、
「これで女にもてるぜ~~。シリアの女もなかなかいいぞ~~」と。
(知るか!!)と心で。
でも、なんとなく面白かったから、笑顔になりました。
で、結局、なぜかみんなで写真を撮り、ジュースをもらい、
握手をし、正しいバスに乗せてもらい、
運転手に行き先まで言ってもらって、その場を後にしました。
ホンマに、ここ何年かで味わったことのないくらい焦ったし、不安になりました。
でも、
やっぱり、シリア人はええ人多いわ~~。おかげで助かりました。
ではまた。下痢は断続的に来ますね。
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